ロマサガ2の冥術は、強力な術を使える一方で、サラマンダーや天術との分岐が絡むため、選ぶ前に仕組みを理解しておきたい要素です。
特にシャドウサーバントの火力補助、陰陽師との相性、冥術研究所の建設条件を知らないまま進めると、思っていた育成方針とずれることがあります。
冥術は単純に強い術系統というより、何を得て何を諦めるかがはっきりした選択です。
サラマンダーを仲間にするか、冥術と陰陽師を活かすかで進行やパーティの方向性が変わります。
この記事では、冥術の特徴、覚え方、一覧、おすすめキャラ、サラマンダーとの比較までまとめて整理します。
・冥術が強い場面と弱く感じる理由
・サラマンダーと冥術の選び方
・冥術研究所と古代魔術書の進め方
・陰陽師を活かすおすすめ運用
目次をチェックして目的の情報へ飛んで下さい。
時間のない方は本文の下の方に簡潔な「まとめ情報」もあります。
ロマサガ2冥術の強さとおすすめ運用
・強いと言える場面と弱く感じる理由
・サラマンダーとの選択基準
・天術と同時習得できない注意点
・通常術と合成術の一覧
・シャドウサーバントの価値
・おすすめキャラと陰陽師の候補
・陰陽師を活かす術構成
この章では、冥術を選ぶ価値、サラマンダーや天術との違い、陰陽師を使う場合の考え方を順番に見ていきます。
強いと言える場面と弱く感じる理由
冥術が強いと言える一番の理由は、火力補助や妨害に寄った術を使えることです。
特にシャドウサーバントは、冥術を選ぶ大きな目的になります。
SFC版・リマスター版では影が本人の行動をまねし、さらに物理攻撃を1回無効化します。
リメイク版でも攻撃判定を2連続で発生させる強力な術として扱え、火力を伸ばしたい時に大きな価値があります。
一方で、冥術は誰にでも気軽に覚えさせればよい術ではありません。
天術と相反するため、同じキャラに天術と冥術を同時に習得させることはできません。
天術には防御や回復に寄った術があり、リメイク版では光の壁、レストレーション、ソードバリアなどの価値があります。
そのため、守りや立て直しを重視するキャラに冥術を持たせると、天術側の役割を失うことになります。
冥術が弱いと言われやすいのは、選ぶための代償が大きいからです。
SFC版・リマスター版では、冥術を得る流れがサラマンダー加入と両立しません。
さらに通常の冥術は、ペイン、ホラー、クロウエクステンド、デッドリードライブ、シャドウサーバントの5種類です。
この中で目的がはっきりしやすいのはシャドウサーバントやデッドリードライブで、他の術は使いどころを選びます。
冥術の評価は、単純に強いか弱いかではなく、何を捨てて何を得るかで変わります。
火力補助、全能力低下、冥合成術の攻撃性能を重視するなら、冥術は十分に強い選択です。
逆に、サラマンダーを仲間にしたい場合や、天術で防御・回復を固めたい場合は、冥術の優先度は下がります。
迷う場合は、冥術そのものの性能だけでなく、パーティ全体で不足している役割を見るのが重要です。
サラマンダーとの選択基準
冥術とサラマンダーは、SFC版・リマスター版では両立できません。
コムルーン火山を噴火させて浮上島を出すと、古代魔術書を入手して冥術研究所へ進む流れになります。
一方で、コムルーン火山再噴火イベントで火山頂上の岩を撃破すると、サラマンダーを仲間にできます。
つまり、火山を守るか、火山を噴火させるかが大きな分かれ道です。
選び方は、欲しいものを比べると分かりやすくなります。
冥術側を選ぶと、冥術研究所、古代魔術書、シャドウサーバント、冥合成術、陰陽師につながる要素を得られます。
サラマンダー側を選ぶと、腕力、体力、LPが高いクラスを仲間にでき、熱属性無効の固定装備も活かせます。
物理寄りの戦力を増やしたいならサラマンダー、術の選択肢や火力補助を増やしたいなら冥術という見方になります。
サラマンダーは、腕力と体力が高く、斧との相性がよいクラスです。
固定装備の赤熱の鱗は熱属性を無効化でき、物理防御も高い特徴があります。
ただし鎧枠の固定装備なので、場面ごとに別の鎧へ自由に切り替えられない注意点もあります。
サラマンダーの加入条件や特徴を先に整理したい場合は、ロマサガ2【サラマンダー】を仲間にする方法とおすすめの編成例も合わせて読むと分岐の判断がしやすくなります。
冥術側は、サラマンダー本体を諦める代わりに術の幅を広げる選択です。
SFC版・リマスター版では、冥術研究所を建てることで通常の冥術と冥合成術を扱えるようになります。
リメイク版では、冥術を選ぶことで陰陽師加入や冥術解放につながり、シャドウサーバント、デスレイン、デブリスフローなど攻撃寄りの術を使う価値が出ます。
高難度で火力や攻撃寄りの術を重視するなら、冥術ルートを選ぶ理由があります。
ただし、リメイク版でもクラス加入としてはサラマンダーと陰陽師は両立できません。
火山噴火を阻止するとサラマンダー、火山を噴火させると冥術入手と陰陽師加入につながります。
強くてニューゲームを利用すれば、極意化したアビリティを両方使える形にはできますが、初回の分岐ではどちらのクラスを仲間にするかを選ぶ必要があります。
このため、初回プレイではサラマンダー本体を取るか、冥術と陰陽師を取るかをはっきり決めて進めるのが大切です。
天術と同時習得できない注意点
冥術を使う時に見落としやすいのが、術系統の相反関係です。
SFC版・リマスター版では、火と水、地と風、天と冥は相反する系統です。
そのため、天術と冥術は同じキャラに同時習得させられません。
術は各キャラ8個まで習得できるため、習得枠だけでなく系統の組み合わせも意識する必要があります。
天術を外してまで冥術を入れるかは、キャラの役割で判断します。
回復、防御、斬撃対策を重視するキャラは、天術を持たせる価値が高いです。
一方で、主力アタッカーにシャドウサーバントを使わせたい場合や、デッドリードライブで敵全体の能力を下げたい場合は、冥術を持たせる理由があります。
全員に冥術を配るというより、役割が合うキャラを選んで習得させる方が扱いやすいです。
リメイク版では、天術と冥術の性格差がより分かりやすくなっています。
天術は光の壁、レストレーション、ソードバリアなど、防御や回復寄りの役割を持ちます。
冥術はシャドウサーバント、ポイゾナスブロウ、デスレインなど、攻撃や妨害に寄った術が中心です。
つまり、パーティ全体で防御面が足りないなら天術、攻撃補助や状態異常を伸ばしたいなら冥術という選び方になります。
注意したいのは、冥術を選ぶと天術の便利さを失う場面があることです。
シャドウサーバントが強いからといって、回復役や防御役まで冥術に寄せると、安定感が落ちる場合があります。
冥術は火力を伸ばす術として優秀ですが、パーティ全体の役割を見ずに入れると、守りの薄さが目立ちます。
冥術を覚えさせるキャラは、攻撃役、冥術や冥合成術に寄せるキャラ、陰陽師のように冥術適性があるキャラを中心に考えると自然です。
通常術と合成術の一覧
SFC版・リマスター版の冥術は、通常術と合成術を分けて見ると役割が分かりやすくなります。
通常の冥術は5種類で、妨害、自己強化、火力補助に寄っています。
冥合成術は火、水、地、風との組み合わせで使える術があり、攻撃、状態異常、強化解除などの役割を持ちます。
通常の冥術は次の通りです。
・ペイン:MLV1、消費1、敵単体に無属性ダメージを与え、スタン追加効果を持つ。
・ホラー:MLV1、消費2、敵単体を恐怖で混乱させる。
・クロウエクステンド:MLV10、消費1、自分の爪を武器化し、地獄爪殺法が使えるようになる。
・デッドリードライブ:MLV20、消費9、敵全体の全能力値を下げる。
・シャドウサーバント:MLV30、消費12、自分の影を作り、本人の行動をまねさせる。
通常術だけを見ると、冥術は序盤から万能に使える術系統ではありません。
ペインやホラーは軽めの妨害として使えますが、冥術を選ぶ決定打になりやすいのは後半の術です。
デッドリードライブは敵全体の能力を下げ、シャドウサーバントは本人の行動をまねして火力補助になります。
この2つをどう使うかが、冥術を取る価値を左右します。
SFC版・リマスター版の冥合成術は次の通りです。
・ヘルファイア:火冥、MLV15、消費2、敵単体に熱冷属性ダメージ。
・ゴーストライト:火冥、MLV25、消費4、敵単体に魅了を付与。
・ポイゾナスブロウ:水冥、MLV15、消費2、敵単体に打属性ダメージと毒。
・イルストーム:水冥、MLV25、消費4、敵全体に毒。
・サンドストーム:地冥、MLV15、消費6、敵全体に斬射属性ダメージと暗闇。
・レイスフォーム:地冥、MLV25、消費4、LP1を消費して霊体化。
・ダークスフィア:風冥、MLV15、消費6、敵単体の現在HPに割合ダメージ。
・ヴォーテクス:風冥、MLV25、消費4、全体の一部補助効果を打ち消す。
冥合成術は、単純な攻撃だけでなく状態異常や解除も含みます。
サンドストームは全体攻撃と暗闇、ヴォーテクスはフリーズバリア、セルフバーニング、ソードバリア、金剛盾、幻体戦士術、霧隠れなどを打ち消します。
ダークスフィアは現在HPの約6/8ダメージを与えるため、通常攻撃とは違う削り方ができます。
術の優先順位や合成術全体の考え方を広げたい場合は、ロマサガ2 合成術の優先順位と戦略的な戦い方も関連して読みやすい内容です。
リメイク版では、通常の冥術名は大きく共通していますが、BPや効果表記が変わります。
リメイク版のペインはBP2、威力12、単体、遠距離で、確率スタンを持ち、アンデッドには無効です。
ホラーはBP4で単体混乱、クロウエクステンドはBP12で地獄爪殺法を使えるようになります。
デッドリードライブはBP15で敵全体の全能力を下げ、シャドウサーバントはBP20で自身に分身を作ります。
リメイク版の冥複合術には、デスレインやデブリスフローが加わります。
デスレインはBP19、敵全体に冥+水属性ダメージを与え、即死を付与します。
デブリスフローはBP29、敵全体に冥+地属性ダメージを与え、物理防御ダウンを付与します。
SFC版・リマスター版の冥合成術一覧にはデスレインとデブリスフローは含まれないため、版を混ぜずに見る必要があります。
シャドウサーバントの価値
シャドウサーバントは、冥術を選ぶ理由として最も分かりやすい術です。
SFC版・リマスター版では、影が本人の行動をまねし、さらに物理攻撃を1回無効化します。
物理攻撃を受けるまで効果が続くため、主力の行動回数を増やすような感覚で火力を伸ばせます。
冥術の中で「最強」と言われやすいのは、この火力補助の分かりやすさが大きいです。
リメイク版でも、シャドウサーバントは冥術の大きな利点です。
攻撃判定を2連続で発生させるため、ダメージ上限を越えて火力を伸ばす使い方ができます。
高難度で火力が必要な場面では、攻撃役に使わせる価値が高くなります。
冥術を取るか悩んでいる場合は、まずシャドウサーバントを使いたいかどうかを基準にすると判断しやすいです。
ただし、シャドウサーバントだけを見て冥術を選ぶと、失うものを見落としやすくなります。
SFC版・リマスター版ではサラマンダー加入と両立できず、天術とも同時習得できません。
そのため、主力アタッカーに影を使わせる価値が、サラマンダーや天術を手放す価値を上回るかが大事です。
火力を大きく伸ばしたいパーティなら強力ですが、防御や回復の安定を天術に頼っている場合は慎重に選ぶ必要があります。
実運用では、シャドウサーバントを使うキャラを絞ると扱いやすくなります。
全員に冥術を持たせるよりも、主力の攻撃役や冥術適性のあるキャラに集中させる方が、天術役との分担が明確になります。
特に陰陽師を使う場合は、冥術を活かす専門役として考えやすく、シャドウサーバントを中心に術構成を組みやすいです。
冥術は万能枠ではなく、火力補助を伸ばす専門性の高い選択として見ると強みがはっきりします。
おすすめキャラと陰陽師の候補
冥術を使うおすすめキャラは、版によって考え方が変わります。
リマスター版では、陰陽師が冥術向けの代表候補です。
陰陽師は初期術に冥術を持つ特殊なクラスで、固定装備の百鬼の指輪には精神耐性があります。
追憶の迷宮の黒の迷宮7Fで酒天を倒すと仲間になり、アバロン城内の重装歩兵の近くに現れます。
リマスター版の陰陽師で特に冥術向きなのはドウマンです。
ドウマンはLP6、腕力10、器用10、魔力25、理力25、素早22、体力10で、得意術は冥です。
魔力と理力が高いため、冥術の威力を重視する候補として最優先にしやすいです。
次点ではセイメイが候補になり、LP9、魔力23、理力23、素早20を持ちます。
陰陽師の候補は次の通りです。
・セイメイ:LP9、魔力23、理力23、素早20、得意術は冥。
・マキビ:LP11、魔力19、理力22、得意術は冥。
・タダユキ:LP10、魔力18、理力18、素早20、得意術は冥。
・ヤスチカ:LP12、魔力21、理力19、得意術は風冥。
・ヨシヒラ:LP10、魔力20、理力19、得意術は地冥。
・カワヒト:LP9、魔力22、理力20、得意術は水冥。
・ドウマン:LP6、魔力25、理力25、素早22、得意術は冥。
・ナカマロ:LP9、腕力18、器用20、魔力20、理力20、得意術は冥。
冥術だけを重視するなら、ドウマンとセイメイが分かりやすい候補です。
ドウマンは魔力と理力が最も高く、冥術向けの専門役として使いやすいです。
セイメイも高い魔力と理力を持つため、冥術を中心に使わせる候補になります。
一方で、ヤスチカ、ヨシヒラ、カワヒトは得意術に風冥、地冥、水冥が絡むため、冥合成術の扱いを意識する時に見やすい候補です。
リメイク版では、陰陽師の加入導線が変わります。
古代魔術書を渡すことで陰陽師が仲間になり、冥術解放にもつながります。
また、リメイク版では理力が冥術の威力に影響するため、冥術を使うキャラは理力も意識したいところです。
ただしリメイク版では、理力が冥以外の術法の威力を下げる仕様ではないため、SFC版の感覚と混同しないようにしましょう。
陰陽師を活かす術構成
陰陽師を活かすなら、冥術を中心に攻撃補助、妨害、全体攻撃の役割を持たせる構成が自然です。
リマスター版では、陰陽師は初期術に冥術を持つ特殊なクラスです。
冥術の専門役として扱いやすく、天術役と役割を分けやすいのが利点です。
特にドウマンやセイメイのように魔力と理力が高いキャラは、冥術を使う候補として分かりやすいです。
SFC版・リマスター版では、シャドウサーバントを中心に見ると構成の方向性が定まります。
主力の行動を影にまねさせる使い方ができるため、攻撃役としての価値が出ます。
妨害を入れるならデッドリードライブ、全体攻撃を意識するならサンドストーム、補助効果の解除を見たいならヴォーテクスが候補になります。
敵単体を削る考え方では、ダークスフィアも役割を持てます。
用途別に見ると、次のように分けられます。
・火力補助:シャドウサーバント。
・能力低下:デッドリードライブ。
・全体攻撃と暗闇:サンドストーム。
・補助効果の解除:ヴォーテクス。
・割合削り:ダークスフィア。
・毒付与:ポイゾナスブロウ、イルストーム。
・魅了付与:ゴーストライト。
・霊体化:レイスフォーム。
この構成で大事なのは、陰陽師だけで全役割を背負わせないことです。
冥術は攻撃や妨害に寄っているため、回復や防御の安定をすべて補えるわけではありません。
天術役や物理役と分担し、陰陽師は冥術ならではの仕事を担当させる方が使いやすくなります。
特に天術と冥術は同時習得できないため、陰陽師に冥術を集中させると他キャラの天術役を残しやすくなります。
リメイク版では、シャドウサーバントに加えてデスレインやデブリスフローが構成の軸になります。
デスレインは敵全体に冥+水属性ダメージを与え、即死付与もあります。
デブリスフローは敵全体に冥+地属性ダメージを与え、物理防御ダウンを付与します。
ヴォーテクスは敵味方全体のバフ効果を解除するため、使う場面を選ぶ術として扱う必要があります。
陰陽師を「最強活用」するなら、冥術をただ並べるのではなく、役割を決めて使うことが重要です。
シャドウサーバントで火力を伸ばすキャラなのか、デッドリードライブやヴォーテクスで妨害するキャラなのか、リメイク版で全体攻撃を担当するキャラなのかで構成は変わります。
冥術は強みがはっきりしている分、役割が曖昧なまま使うと天術やサラマンダーを失った重さだけが残ります。
陰陽師は冥術専門役として置き、パーティ全体で防御、回復、物理火力を補う形にすると強みを出しやすいです。
ロマサガ2冥術の覚え方と分岐条件
・冥術研究所の建設条件
・古代魔術書の入手手順
・火山噴火とサラマンダー加入不可
・陰陽師の加入条件と版差
・リメイク版の冥術解放手順
・合成術研究と年代ジャンプ
・失敗しやすい進行上の注意点
ここでは、冥術研究所の作り方、古代魔術書の入手、火山噴火による分岐、版ごとの違いを整理します。
冥術研究所の建設条件
SFC版・リマスター版で冥術を覚えるには、冥術研究所を建てる必要があります。
冥術研究所は通常の術研究所とは別の施設で、冥術を習得するための隠し施設です。
建設には、術研究所を建設していることと、古代魔術書を術研究所の軍師以外の術士に渡して研究させることが必要です。
条件を満たすと、術研究所周辺の右側の森を抜けた先に冥術研究所ができます。
通常の術研究所を建てただけでは、冥術は使えるようになりません。
冥術研究所を開くには古代魔術書が必要で、その入手がコムルーン火山の分岐と深く関わります。
そのため、冥術の覚え方は単なる施設開放ではなく、サラマンダー加入との選択を含む進行イベントとして考える必要があります。
術研究所そのものの仕組みや建設条件を別に押さえたい場合は、ロマサガ2 術研究所の建設条件と活用法も関連します。
SFC版・リマスター版では、古代魔術書を術士に渡した時点で冥術研究所が建ちます。
建設後に年代ジャンプは必要ありません。
ただし、冥合成術を研究する場合は別です。
合成術は研究完了に年代ジャンプが必要になるため、冥術研究所の建設と合成術研究は分けて考えましょう。
冥術研究所の建設で迷いやすい点は、軍師に渡してはいけないことです。
古代魔術書は術研究所の軍師以外の術士に渡して研究させる流れになります。
冥術を使いたい場合は、古代魔術書を入手して終わりではなく、どこで誰に渡すかまで進める必要があります。
施設ができれば、冥術を習得する準備が整います。
古代魔術書の入手手順
古代魔術書は、冥術研究所を建てるための中心アイテムです。
SFC版・リマスター版では、コムルーン火山をアイスシードで固めてコムルーン島を制圧する流れが前提になります。
その後の再噴火イベントで火山を噴火させ、浮上島へ進みます。
浮上島の最深部で魔道士を倒し、皇帝退位後に再び浮上島へ行くと古代魔術書を入手できます。
手順を整理すると次の通りです。
・術研究所を建設する。
・コムルーン火山をアイスシードで固める。
・コムルーン島を制圧する。
・再噴火イベントで火山を噴火させる。
・浮上島の最深部へ進む。
・魔道士を倒す。
・皇帝退位後に再び浮上島へ行く。
・古代魔術書を入手する。
・術研究所の軍師以外の術士に渡す。
・冥術研究所で冥術を習得する。
この手順で大事なのは、浮上島が火山噴火後に関わる場所だということです。
火山を守ってサラマンダー加入へ進む場合、古代魔術書入手ルートには入りません。
そのため、古代魔術書を取りたい場合は、コムルーン火山の分岐時点で冥術側を選ぶ前提になります。
イベントの流れを途中で変えようとしても、加入できるクラスや入手できる術が変わるため、早めに方針を決めるのが重要です。
また、古代魔術書を取っただけでは冥術の活用は完成しません。
冥術研究所を建て、冥術を覚え、必要なら合成術研究まで進めて初めて選択肢が広がります。
冥術を選ぶ目的がシャドウサーバントだけなら研究所建設後の習得が中心になりますが、冥合成術まで使いたいなら研究費用や年代ジャンプも意識する必要があります。
「古代魔術書を取る」「冥術を覚える」「冥合成術を研究する」は、同じ冥術ルートの中でも段階が違います。
火山噴火とサラマンダー加入不可
冥術ルート最大の注意点は、コムルーン火山を噴火させるとサラマンダーを仲間にできなくなることです。
SFC版・リマスター版では、浮上島は火山が噴火しないと出現しません。
古代魔術書を入手するには浮上島へ進む必要があるため、冥術を取る選択はサラマンダーを諦める選択と同義になります。
この分岐は後から軽く取り戻せるものではないので、事前に目的を決めておきたい場面です。
サラマンダーを仲間にする場合は、コムルーン火山再噴火イベントで火山頂上の岩を撃破します。
一方で、サラマンダーの族長からコムルーンハンマを受け取った後に、ツキジマへ行く、コムルーン火山での戦闘で全滅する、年代ジャンプする、のいずれかを満たすと火山が噴火します。
火山が噴火すると、サラマンダーを仲間にできなくなります。
分岐直前の行動で結果が変わるため、イベントを進める時は注意が必要です。
選択を比べると、判断基準は次のようになります。
・サラマンダーを選ぶ:腕力、体力、LPが高い物理寄りクラスを仲間にしたい場合。
・冥術を選ぶ:古代魔術書、冥術研究所、シャドウサーバント、冥合成術を使いたい場合。
・リメイク版でサラマンダーを選ぶ:火属性無効アビリティやタンク適性を重視する場合。
・リメイク版で陰陽師を選ぶ:冥術、冥属性無効アビリティ、攻撃寄りの術を重視する場合。
さらに、SFC版・リマスター版では火山が噴火した場合、進行によっては詩人の楽器が手に入らない場合があります。
冥術だけを見て進めると、別イベントへの影響を見落とすことがあります。
詩人イベントを進めたい場合は、火山噴火による影響も一緒に考える必要があります。
詩人関連の流れまで意識するなら、ロマサガ2の詩人の正体とは?詩人イベントの発生条件と楽器の集め方も分岐の補助になります。
陰陽師の加入条件と版差
陰陽師は、版によって加入条件が大きく違います。
リマスター版では、携帯アプリ版・リマスター版の追加クラスとして登場し、追憶の迷宮の黒の迷宮7Fにいる酒天を倒すと仲間になります。
加入後は、アバロン城内の重装歩兵の近くにいるようになります。
初期術に冥術を持つため、冥術を使う代表的なクラスとして扱いやすいです。
リメイク版では、陰陽師の加入導線が古代魔術書ルートに変わります。
古代魔術書を渡すと陰陽師が仲間になります。
古代魔術書の入手には、コムルーン火山噴火と浮上島攻略が必要です。
そのため、リメイク版では陰陽師加入と冥術解放が、火山噴火ルートと強く結びついています。
混同しやすいのは、リマスター版の陰陽師加入条件とリメイク版の陰陽師加入条件を同じものとして扱ってしまうことです。
リマスター版では黒の迷宮7Fの酒天撃破が加入条件です。
リメイク版では古代魔術書を渡す流れで加入します。
同じ「陰陽師」でも、どの版を遊んでいるかで加入手順が異なるため、本文や攻略メモを見る時は版を分けて読む必要があります。
リメイク版では、浮上島で魔道士に魔術書を奪われると、サラマンダーも陰陽師も仲間にならない注意点があります。
サラマンダーと陰陽師は分岐選択の関係にありますが、進め方を誤るとどちらも逃す形になる場合があります。
冥術を選ぶつもりなら、火山を噴火させた後に浮上島攻略と古代魔術書の扱いまで丁寧に進めましょう。
陰陽師は冥術の使い手として重要なので、加入条件の版差は必ず押さえておきたい部分です。
リメイク版の冥術解放手順
リメイク版で冥術を解放するには、コムルーン火山を噴火させ、浮上島を攻略し、古代魔術書の流れを進めます。
その後、古代魔術書についてセイメイに報告して陰陽師を加入させ、術法研究所の職員に古代魔術書を渡すことで冥術研究所に進めます。
冥術研究所建設後は、術法研究所で冥術を覚えられ、冥術複合の合成術研究も可能になります。
リメイク版では、この流れを通じて冥術と陰陽師がつながります。
イベントの導線は次のように整理できます。
・ツキジマへ行く。
・酒場2階の異国の男性と話す。
・住民から情報を集める。
・ゼミオで族長と話す。
・ツキジマ村長と会話して住民を避難させる。
・再びゼミオ族長と話して選択肢を選ぶ。
・ツキジマへ移動して火山噴火を確定させる。
・魔道士の砦へ行く。
・5階にある4つの水晶を階層と同じ順番に調べる。
・水晶の扉の先にいる魔道士と話す。
・浮上島へ進む。
火山噴火が確定する地点にも注意が必要です。
リメイク版では、ゼミオ族長との会話後にツキジマへ移動した時点で火山の噴火が確定し、サラマンダーが仲間にできなくなります。
このため、サラマンダーを選ぶつもりなら、その前に進行を止める必要があります。
冥術を選ぶつもりなら、火山噴火後に浮上島攻略へ進む流れになります。
浮上島では魔道士と戦い、その後ツキジマへ移動して陰陽師に話しかけると陰陽師が加入します。
さらにアバロンの術研究所へ行くと冥術が解放されます。
冥術が解放されると、ペイン、ホラー、クロウエクステンド、デッドリードライブ、シャドウサーバントなどを扱う流れに進めます。
リメイク版では冥術は引き継ぎできないため、二周目以降で冥術を使いたい場合も新たに冥術研究所を建設する必要があります。
リメイク版では、理力が冥術の威力に影響します。
冥以外の術は魔力が高いほど威力が上がり、冥術は理力が高いほど威力が上がります。
冥術研究所内の理力計で理力を見られるため、冥術を使うキャラを選ぶ時の判断材料になります。
SFC版では理力が高いほど冥以外の術法の威力が下がっていましたが、リメイク版では冥以外の術法に効果を及ぼさないように調整されています。
合成術研究と年代ジャンプ
冥術を取るなら、合成術研究まで考えると運用の幅が広がります。
SFC版・リマスター版では、2つの術系統が必要MLVに達していると合成術を研究できます。
1つの合成術の研究費用は50万クラウンです。
冥術研究所を建てただけで終わらせず、冥合成術を使うかどうかで準備が変わります。
重要なのは、SFC版・リマスター版の合成術完成には年代ジャンプが必要なことです。
冥術研究所の建設自体は、古代魔術書を術士に渡した時点で進み、建設後に年代ジャンプは不要です。
しかし、合成術研究は完成までに年代ジャンプが関わります。
コンプリートを狙う場合や冥合成術をしっかり使いたい場合は、最終皇帝になる前に建設と研究を進めておく必要があります。
冥合成術を使う場合は、どの術を研究するかも考えどころです。
サンドストームは敵全体に斬射属性ダメージと暗闇を与えられるため、全体攻撃枠として見やすいです。
ヴォーテクスは一部の補助効果を打ち消すため、特定の補助効果を消したい時に役割があります。
ダークスフィアは割合ダメージで削る術として、通常の攻撃術とは違う見方ができます。
ただし、合成術は研究費用と年代ジャンプが絡むため、すぐに使える術とは違います。
冥術を覚えた直後に、すべての冥合成術が即座に戦力化するわけではありません。
冥術を早く使いたいなら、まず通常冥術のシャドウサーバントやデッドリードライブを軸に見ると分かりやすいです。
合成術は、研究計画を立てて長期的に使う要素として考えましょう。
リメイク版では、冥術研究所建設後に術法研究所で冥術を覚えられ、冥術複合の合成術研究も可能になります。
ヘルファイア、ゴーストライト、ポイゾナスブロウ、イルストーム、デスレイン、サンドストーム、レイスフォーム、デブリスフロー、ダークスフィア、ヴォーテクスが冥複合術として扱われます。
特にデスレインとデブリスフローはリメイク版の冥複合術として見るべき術で、SFC版・リマスター版の一覧と混ぜないことが大切です。
版ごとに使える術が違うため、合成術を目的に冥術を選ぶなら、自分が遊んでいる版の仕様で判断しましょう。
失敗しやすい進行上の注意点
冥術ルートで失敗しやすいのは、火山噴火の分岐を軽く見て進めてしまうことです。
SFC版・リマスター版では、火山が噴火するとサラマンダーを仲間にできません。
冥術が欲しい場合はそれでよいのですが、サラマンダーを仲間にしたい場合は取り返しのつかない分岐になります。
特にコムルーンハンマ受け取り後の行動で噴火につながる条件があるため、サラマンダー狙いの時は進行管理が重要です。
もう一つの注意点は、冥術を選んだ後に天術との相反で悩むことです。
天術と冥術は同じキャラに同時習得できません。
冥術を使うキャラを増やしすぎると、天術による防御や回復の担当が不足しやすくなります。
冥術役、天術役、物理役を分ける形にすると、役割が崩れにくくなります。
リメイク版では、サラマンダーと陰陽師のクラス加入は両立できません。
火山噴火を阻止するとサラマンダー、火山を噴火させると冥術入手と陰陽師加入につながります。
さらに、浮上島で魔道士に魔術書を奪われると、サラマンダーも陰陽師も仲間にならない注意点があります。
冥術を取るなら、火山噴火後の浮上島攻略から陰陽師加入、術研究所での冥術解放まで一連の流れとして進めましょう。
冥術選択で避けたい混同は次の通りです。
・リマスター版の陰陽師加入条件とリメイク版の加入条件を混ぜない。
・SFC版・リマスター版の冥合成術一覧に、リメイク版のデスレインやデブリスフローを混ぜない。
・冥術研究所の建設と合成術研究の年代ジャンプを同じ条件として扱わない。
・古代魔術書を入手するだけで冥術活用が完成したと考えない。
・サラマンダー加入と冥術入手を同時に進められる前提で計画しない。
冥術は強力な選択肢ですが、選ぶまでの分岐が重い術です。
シャドウサーバントや冥合成術を使いたいなら、サラマンダーを諦める価値があります。
逆に、サラマンダーの物理性能や火属性耐性を重視するなら、冥術を見送る判断も成立します。
どちらが絶対に正解というより、パーティに足りない役割と遊んでいる版の仕様を合わせて選ぶのが一番失敗しにくいです。
ロマサガ2冥術についてのまとめ
・冥術は火力補助と妨害に寄った術系統
・シャドウサーバントが冥術最大の目玉
・天術と冥術は同じキャラに同時習得不可
・防御や回復を重視するなら天術も有力
・サラマンダー加入と冥術入手は両立不可
・物理戦力重視ならサラマンダーが候補
・術の幅を広げるなら冥術ルートが候補
・古代魔術書が冥術研究所建設の中心
・火山噴火はサラマンダー不可の分岐点
・陰陽師は版によって加入条件が異なる
・リマスター版の陰陽師は黒の迷宮で加入
・リメイク版では古代魔術書が加入に関係
・ドウマンは冥術向けの有力な陰陽師
・デッドリードライブは敵全体の能力低下役
・冥合成術は研究費用と年代ジャンプに注意
・版ごとの術一覧を混ぜないことが重要
