仕事で購入したNotionテンプレートを開いたのに、右上にあるはずのDuplicateボタンが見当たらず、締め切り前に冷や汗をかいたことはないでしょうか。
「リンクは開けるのに、自分のワークスペースにコピーできない」といった相談も少なくありません。
ここでは、Notionテンプレートが複製できない代表的な原因と、状況別の対処手順を整理して解説します。
・Notionテンプレートが複製できない代表的な原因
・状況別に確認すべき設定と事前チェックポイント
・今すぐ試せるNotionテンプレ複製の具体的な手順
・再発を防ぐための権限設計と共有設定の考え方
Notionテンプレートが複製できないときの基本的な対処
Notionテンプレートが複製できないとき、多くの場合は操作ミスか、ログイン状態や共有設定が原因になっています。
最初に数カ所のポイントを押さえるだけで、短時間で解決できるケースがほとんどです。
まずは「最短の確認ルート」と「事前にそろえておきたい前提条件」から見ていきます。
結論としての最短の対処手順
ここでは、細かい原因を切り分ける前に試したい、最短のチェックルートをまとめます。
- Notionにログインしているか確認します。
- テンプレートのリンクを、PCのブラウザで直接開きます。
- 右上に Duplicate または このテンプレートを使用 に相当するボタンがあるか確認します。
- ボタンが表示されない場合は、いったん別のワークスペースを選択してから、もう一度テンプレートページを開き直します。
- それでも複製できない場合は、テンプレート提供者が複製を許可していない、またはワークスペース側の制限がかかっている可能性を疑います。
たとえば、次のような会話がよくあります。
Aさん「有料テンプレートを購入したのですが、Duplicateボタンがどこにも表示されません。」
Bさん「Notionにはログイン済みですか。ブラウザでnotion.siteのページを開いていますか。」
このように、ログイン状態と開き方を確認するだけで解決に近づくことが多いです。
複製できないときに確認したい前提と準備
よりスムーズに複製するために、事前に次の前提をそろえておくと安心です。
まず、利用したいNotionアカウントにログインしていることを確認します。
公式ドキュメントでも、ページやデータベースなどのコンテンツは数クリックで複製できると説明されていますが、その前提としてワークスペースにアクセスできる状態である必要があります(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
次に、テンプレートを保存したいワークスペースを決めておきます。
複数のワークスペースを持っている場合、複製先を選ぶ画面で迷うと「複製されたはずなのに見つからない」といった勘違いが起きやすいからです。
また、無料プランのワークスペースでメンバー数が多い場合、ブロック数の上限に達していると、新しいコンテンツの作成に制限がかかることがあります。
公式ヘルプでも、プランと人数によってブロック使用量に制限があることが説明されています(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
ブロック上限に近いワークスペースで大きなテンプレートを複製しようとすると、処理が途中で止まったように見えることがあるため注意が必要です。
Notionテンプレートを複製する具体的な手順
実際にテンプレートを複製する流れを、代表的な二つのパターンに分けて整理します。
1.自分のワークスペース内のテンプレートを複製する場合
- サイドバーから対象のページまたはデータベースを開きます。
- ページ右上の三点リーダーアイコンをクリックします。
- メニュー内の Duplicate を選択します。
- 同じワークスペース内にコピーが作成されるので、名前や場所を変更して整理します。
これは「既存のページをひな形としてコピーする」だけなので、権限や共有設定で問題が起こることは比較的少ないです。
2.公開されているテンプレートを複製する場合
Notionのテンプレートギャラリーや、notion.siteドメインで公開されているページから複製する場合は、画面の構成に少し特徴があります。
- テンプレートの公開URLをブラウザで開きます。
- ページ右上にある Duplicate または類似のボタンをクリックします。
- 複製先のワークスペースを選択します。
- コピーが完了するまで待ち、サイドバーに追加されたページを開いて内容を確認します。
テンプレート提供者側は、ページをWeb公開し、「Allow duplicate as template(テンプレートとして複製を許可)」をオンにすることで、利用者がDuplicateボタンからコピーできるように設定できます(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
よくあるつまずきと症状別の対処
ここでは、現場で特に多い「症状ごとのパターン」と、その原因と対処をまとめます。
実務でテンプレートを配布するときも、このあたりを押さえておくとトラブル対応がしやすくなります。
症状1:Duplicateボタンがそもそも表示されない
考えられる主な原因は次の通りです。
- Notionにログインしていない。
- テンプレート提供者が複製を許可していない。
- 外部サービスのアプリ内ブラウザなど、Notionのボタン表示が不安定な環境で開いている。
対処としては、まずPCブラウザでnotion.siteのURLを開き、右上にログイン中のメールアドレスが表示されているか確認します。
その上でDuplicateボタンが見つからない場合は、テンプレートの公開設定で複製が禁止されている可能性が高く、提供者に設定を確認してもらう必要があります。
症状2:Duplicateボタンを押しても、コピーされたページが見つからない
この場合は、次のようなケースが多いです。
- 別のワークスペースに複製されている。
- 複製はされているが、サイドバーの深い階層に入っている。
対処として、まず右上のワークスペース名をクリックして、選択中のワークスペースが想定どおりか確認します。
その上で、サイドバー上部の検索からテンプレート名の一部を入力し、コピーされたページを探します。
実務では「新しいワークスペースに作られていて気付かなかった」という勘違いが非常に多く見られます。
症状3:一部のサブページやデータベースだけが複製されていないように見える
これは、元テンプレートの中に、別の権限設定がかかったサブページやデータベースが含まれている場合に起こりがちです。
たとえば、親ページは公開されていても、内部のデータベースだけが限定共有になっていると、複製先では空のビューやリンクだけ見えることがあります。
この場合、テンプレート提供者側で「親ページから子ページまで権限が正しく引き継がれているか」を確認してもらうのが確実です。
テンプレートを配布する立場なら、本番公開前に別アカウントで複製テストをして、想定どおりの構成になっているかチェックしておくと安全です。
再発を防ぐための設定と運用のコツ
Notionテンプレートのトラブルは、一度きちんと原因を整理しておくと、二度目以降はかなり防ぎやすくなります。
ここでは、提供者側と利用者側、それぞれの視点から再発防止のコツをまとめます。
まず提供者側のポイントです。
- 公開するテンプレートは、PublishタブからWeb公開し、「Allow duplicate as template」がオンになっていることを確認する。
- 親ページとサブページで権限が途中で変わっていないかを確認し、テンプレート用に余計な制限をかけない。
- 公開前に、別アカウントやテスト用ワークスペースで実際にDuplicateして動作確認を行う。
Notionの公開ページには、複製を禁止するトグルも用意されており、これをオフにすると利用者側ではDuplicateボタンが表示されません(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
テンプレート配布の目的で公開する場合は、この設定を誤ってオフにしていないか、定期的に確認しておくと安心です。
一方、利用者側の再発防止策は次の通りです。
- 有料テンプレートを購入したら、まずPCブラウザでnotion.siteのリンクを開き、ログイン状態とDuplicateボタンの位置を確認する。
- 複数ワークスペースを使っている場合は、「テンプレート用に保存するワークスペース」を一つ決めておく。
- 大型テンプレートを扱う場合は、ブロック上限やメンバー数が少ないワークスペースを使う。
たとえば、次のような会話もよくあります。
Aさん「テンプレートを複製したのに、なぜかメインワークスペースに見つかりません。」
Bさん「別のワークスペースに複製されていないか、右上のワークスペース名を確認してみてください。」
このように、少し習慣を整えるだけで、複製トラブルはかなり減らすことができます。
Notionテンプレートが複製できない原因別チェックとよくある疑問
ここからは、もう少し踏み込んで「原因別のチェックポイント」と「よくある疑問」を整理します。
特に、権限設定やワークスペースの状態によって挙動が変わる部分は、事前に仕組みを理解しておくと判断がしやすくなります。
権限設定や共有範囲が原因のケース
Notionでは、ページごとに細かい共有設定を行うことができます。
Shareメニューから特定のメンバーだけに共有したり、PublishタブからWebに公開したりするしくみです(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
テンプレートが複製できないとき、権限設定で起こりやすいパターンは次の通りです。
- テンプレートが特定のメンバーにしか公開されておらず、外部ユーザーはアクセス自体ができない。
- 親ページは公開されているが、内部のデータベースだけ別の権限設定になっている。
- Web公開されているものの、「Allow duplicate as template」がオフになっており、Duplicateボタンが非表示になっている。
利用者としてできることは限られますが、少なくとも「アクセスエラーが出ていないか」「表示できるのに複製だけできないのか」を切り分けることで、提供者に伝えるべき情報が整理されます。
テンプレート提供者の立場であれば、公開時に次のような判断基準を持っておくとよいでしょう。
- 多くの人に配布するテンプレートは、原則としてWeb公開と複製許可をセットでオンにする。
- 社内限定やチーム限定のテンプレートは、ゲストや外部ユーザーにコピーさせたくない場合、あえて複製許可をオフにする。
- 秘密情報を含むデータベースはテンプレートから切り離し、ダミーデータや空のビューだけを残す。
ワークスペースやプランが原因のケース
Notionでは、プランやワークスペースの構成によって、ブロック数やゲスト数などに制限があります。
無料プランでも、個人利用であればページやブロックをかなり自由に追加できますが、複数人で共有しているワークスペースでは、ブロック数に上限が設けられています(出典:Notion公式ヘルプセンター)。
このため、次のような状況では、テンプレートの複製がうまく進まないことがあります。
- 無料プランの共有ワークスペースで、大量のページやデータベースを既に作成している。
- ファイルのアップロード制限に近いサイズの添付ファイルが多数含まれるテンプレートをコピーしようとしている。
- 企業内ワークスペースなどで、セキュリティ上の理由から外部テンプレートの利用が制限されている。
一般的には、テンプレートが大きくなるほど複製に時間がかかり、失敗したように見えることが多くなります。
進捗バーがしばらく止まっているように見える場合でも、数分ほど待ってからサイドバーを確認すると、正常にコピーされていることも少なくありません。
ブラウザ・アプリ・ネットワークが原因のケース
テンプレートの複製は、ブラウザやアプリの状態、ネットワーク環境の影響も受けます。
たとえば、次のようなケースです。
- 外部サービスのアプリ内ブラウザでNotionのページを開いている。
- 古いブラウザや、拡張機能の影響でボタン表示が崩れている。
- ネットワークが不安定で、複製処理の途中で通信が途切れてしまう。
対処としては、次の順番で確認すると切り分けがしやすくなります。
- ChromeやSafariなどの最新ブラウザを使い、アドレスバーに直接notion.siteのURLを入力して開き直す。
- ブラウザ拡張機能を一時的にオフにし、別のブラウザでも同じ症状が出るか確認する。
- 可能であれば、別のネットワーク(モバイル回線や別のWi-Fi)からアクセスしてみる。
現場では「スマホのアプリからだとうまく複製できなかったが、PCブラウザからは一度で成功した」というケースもよく見られます。
特に大型テンプレートや有料テンプレートは、PCブラウザから操作する方が安定しやすいと考えておくとよいでしょう。
よくある質問
Q1.有料テンプレートでも複製できないことはありますか。
有料か無料かにかかわらず、テンプレート提供者が複製を許可していない場合や、公開URLとは別のリンクが送られている場合は、Duplicateボタンが表示されません。
有料テンプレートであれば、販売ページの案内に記載されている手順とリンクを再確認し、それでも複製できない場合は提供者に問い合わせるのが安全です。
Q2.Duplicateボタンがあったのに、途中で複製が止まってしまいました。
テンプレートのサイズが大きい場合や、ネットワークが不安定な場合、進捗が止まったように見えることがあります。
数分待っても進まないときは、サイドバーで新しいページが作成されていないか確認し、それでも無ければブラウザを変える、ワークスペースのブロック状況を確認するなど環境側の要因を疑うとよいでしょう。
Q3.会社のNotionでだけ、外部テンプレートの複製ができません。
企業や組織のワークスペースでは、セキュリティポリシーにより、外部の公開ページからの複製や、特定ドメインへのアクセスが制限されている場合があります。
この場合は、個人用ワークスペースで一度テンプレートを複製してから、ポリシーに反しない範囲で中身を再構成するか、管理者に運用ルールを確認する必要があります。
Q4.テンプレートを配布する側ですが、利用者から「一部のページだけ空っぽ」と言われます。
データベースやサブページに別の権限がかかっている、あるいは機密情報を消す過程で構造が崩れている可能性があります。
配布前に、別アカウントで実際にDuplicateし、「利用者と同じ立場」で中身を確認するテストを行うと、問題箇所を早期に見つけやすくなります。
Notionテンプレートが複製できない原因と対処についてのまとめ
・Notionテンプレートが複製できないときはログイン状態と開き方を最初に確認する
・テンプレートリンクはPCのブラウザでnotionサイトのURLを直接開くとトラブルが減る
・Duplicateボタンが見えないときは公開設定と複製許可トグルがオフになっていないかを疑う
・複製先のワークスペースが想定と違うとコピー済みでも見失いやすいため事前に決めておく
・サブページやデータベースに別権限があると一部だけ空になるので配布前テストが有効
・無料プランの共有ワークスペースではブロック上限などの制限が複製に影響する場合がある
・外部サービスのアプリ内ブラウザや古いブラウザではボタン表示が不安定になりやすい
・大型テンプレートは複製完了まで時間がかかることがあり数分待ってから確認すると安心
・有料テンプレートで複製できない場合は販売ページ記載の手順とリンクを必ず再確認する
・企業ワークスペースでは外部テンプレ複製が制限されることがあり管理者ポリシーの確認が必要
・テンプレ配布側はWeb公開と複製許可トグルの状態をチェックし誤設定を防ぐことが重要
・親ページから子ページまで権限が途切れていないかを確認しテンプレート構造を整理しておく
・利用者側はテンプレート専用ワークスペースを用意すると複製後の場所を見失いにくくなる
・環境を変えて試すときはブラウザ変更とネットワーク変更をセットで行うと切り分けしやすい
・トラブルのパターンをメモしておくと次回以降のNotionテンプレ複製がスムーズになる
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