朝、いつものようにSlackを開いたのに、ログイン画面で止まってしまい仕事が進まず焦っているかもしれません。
パスワードは合っているはずなのに先に進めない、スマホだけログインできないなど、症状もさまざまです。
この記事では、状況ごとに確認すべきポイントと対処の順番を整理し、ムダな操作を減らしながら原因を切り分けられるようにまとめます。
・Slackにログインできないときの代表的な原因
・パソコンとスマホ別の基本的なログイン手順
・症状ごとに確認すべきポイントと対処順番
・再発を減らすために日頃からできる予防策
Slackにログインできない原因と対処の全体像
Slackへのログインが突然できなくなると、まず何から手を付ければよいか迷うことが多いです。
ここでは、できるだけ短い手順で原因を切り分ける考え方を整理します。
パソコンでもスマホでも共通するポイントから見ていくと、無駄な操作を減らしやすくなります。
結論:最短で試したいSlackログインの対処手順
急いでいるときは、次の順番で確認すると無駄が少なくなります。
- Slack側の障害が起きていないかステータスページを確認する。
- ワークスペースURL、メールアドレス、パスワードが正しいか落ち着いて入力し直す。
- パスワードを忘れた可能性があれば、メールコードによるログインとパスワード再設定を行う。
- 2要素認証やSSOで止まる場合は、認証アプリやIDプロバイダー側でエラーがないか確認する。
- アプリやブラウザを再起動し、別のブラウザやデバイスでも試してみる。
- それでも解決しない場合は、ネットワークやセキュリティソフト、組織の管理者に原因がないか確認する。
Slack側で広い範囲の障害が起きている場合、ユーザー側の設定をどれだけ見直してもログインできないことがあります。
最初にSlackのステータスページを見て、サービス全体の状況を押さえておくと判断しやすくなります。
(出典:Slack Status) (Slack)
準備と前提:Slackにログインできないときの確認ポイント
ログインエラーを切り分ける前に、次のような前提条件を確認しておくと原因を絞りやすくなります。
・会社やチームから案内されたワークスペースURLが手元にあるか
・勤務先のアカウントが有効なままか退職や異動直後でないか
・メールアドレスの表記ゆれや別ドメインを混同していないか
・2要素認証アプリやSMSを受け取るスマホが手元にあるか
・パソコンとスマホのどちらで問題が出ているのか整理できているか
・社内ネットワークやVPNなど制限のある回線を使っていないか
現場では、メールアドレスの「.」や「-」の抜け、ワークスペースURLの勘違いなど、基本情報の取り違えが原因になっている例がよく見られます。
まずはこうした入力情報を整えたうえで、詳しい対処に進むのがおすすめです。
基本のログイン手順と画面別の見え方
Slackへのログイン方法は、メールアドレスとコード、パスワード、AppleやGoogleアカウントなど複数あります。
どの方法を選んでも、基本的な流れは次のようになります。
- ブラウザで https://slack.com/signin を開くか、アプリの「Slackにサインイン」を選ぶ。
- メールアドレスを入力し、送られてくる確認コードでログインするか、パスワード入力画面に進む。
- 会社でSSOが必須の場合は、Googleや社内IDプロバイダーのログイン画面に遷移するので、指示に従って認証する。
- ワークスペースを複数利用している場合は、一覧から開きたいワークスペースを選ぶ。
メールアドレスに紐づくワークスペースが複数あると、「どのワークスペースに入るか」を選択する画面になることがあります。
見慣れない画面に感じても、勤務先のワークスペース名を選べば問題ありません。
公式ヘルプでも同様の手順が案内されています。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
たとえば次のような会話が起きることがあります。
担当者A「ログイン画面までは行けるのですが、どのワークスペースを選べばいいのか分かりません」
担当者B「会社名が入ったワークスペース名を選べば大丈夫ですよ」
このように画面の意味が分かるだけで、問題ではない場面も少なくありません。
つまずきやすい症状別の原因と対処
同じ「ログインできない」という状態でも、症状によって優先して確認すべきポイントが変わります。
ここでは代表的なパターンを症状別に整理します。
症状1:メールコードが届かずログインできない。
主な原因:メールアドレスの入力ミス、迷惑メールフィルタ、社内のセキュリティ設定などが考えられます。
対処:メールアドレスを再確認し、迷惑メールフォルダやメールフィルタ設定を見直します。
必要に応じて、Slackからのメールドメインがブロックされていないか社内のIT担当に確認します。
症状2:パスワードを入れても「間違っています」と表示される。
主な原因:パスワードの勘違いや、過去に変更されたパスワードを覚えていないケースが多いです。
対処:覚えているパスワードにこだわらず、パスワード再設定メールから新しいパスワードを発行してしまう方が早いことが多いです。
メールコードだけでログインしてから、アカウント設定画面でパスワードを更新する方法もあります。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
症状3:2要素認証コードが分からず先に進めない。
主な原因:スマホの機種変更や認証アプリの移行漏れ、SMSが届かないことなどです。
対処:認証アプリを複数端末に入れている場合は、別端末からコードを確認します。
どの方法でもコードが受け取れないときは、ワークスペースの管理者に相談し、2要素認証を一時的に無効化してもらう場合があります。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
症状4:特定のパソコンだけログインできず、スマホでは問題なく使える。
主な原因:ブラウザやアプリの不具合、キャッシュ、拡張機能、ウイルス対策ソフトなどローカル環境由来の問題が多くなります。
対処:別ブラウザで試す、一度ログアウトして再ログインする、アプリの再インストールを行うなど、環境をリフレッシュします。
このように、症状の出方を基準に原因を分類していくことが、素早く解決するための重要な判断基準になります。
失敗を減らし再発を防ぐためのポイント
一度トラブルを解決しても、同じ原因で何度もログインできなくなると大きなストレスになります。
再発を減らすために、次のようなポイントを意識しておくと安心です。
・ワークスペースURLと会社用メールアドレスをパスワードマネージャーなどに安全に保存しておく。
・2要素認証アプリのバックアップやバックアップコードを、安全な場所に保管しておく。
・スマホの機種変更やメールアドレス変更の前に、Slackアカウント設定の見直しを忘れない。
・業務PCではブラウザ拡張機能やアドブロックを入れすぎず、Slackに影響していないか定期的に確認する。
・組織内で「ログインに関する連絡窓口」を明確にしておき、困ったときに誰に相談すべきか分かる状態にしておく。
実務の現場では、機種変更や人事異動のタイミングでログインできなくなるケースが繰り返し発生することが多いです。
事前の情報整理とバックアップだけでも、トラブルの頻度を大きく減らせます。
Slackにログインできないときの確認ポイントと個別対処
ここからは、実際の原因ごとにもう少し詳しく対処方法を見ていきます。
同じ症状でも人によって原因が違うため、「どの条件なら何を優先するか」という判断基準を意識しながら読み進めてください。
自分の状況に近い項目から確認していくと、効率よく問題を絞り込めます。
メールアドレス・パスワード・ワークスペースURLが違う場合
Slackでは、メールアドレスとワークスペースURLの組み合わせが正しくないとログインできません。
特に複数のワークスペースに参加している人ほど、URLやメールアドレスを取り違えやすくなります。
判断基準としては、次のように考えると整理しやすいです。
・そもそもログイン画面まで進めているかどうか
・メールコードやパスワード入力前にエラーになっていないか
・エラーメッセージの文言が「アカウントが見つかりません」なのか「パスワードが違います」なのか
代表的な確認ポイントは次の通りです。
・会社から案内されたSlack URLと、今アクセスしているURLが一致しているか
・仕事用と個人用など、複数のメールアドレスを混同していないか
・過去にメールアドレスを変更したあと、古いアドレスでログインしようとしていないか
公式ヘルプでは、ワークスペースURLの確認方法も案内されています。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
よくある例として、次のようなパターンがあります。
担当者A「自宅のPCからは入れるのに、会社のPCからは『アカウントがありません』と出ます」
担当者B「会社PCでは別のワークスペースURLがブックマークされている可能性がありますね」
このように、URLの違いだけで別のワークスペースにアクセスしてしまっているケースは少なくありません。
2要素認証コードやSSOで止まる場合
セキュリティを高めるために、ワークスペース側で2要素認証やSSOが必須になっていることがあります。
この場合、メールアドレスとパスワードだけではログインできず、追加の認証が求められます。
2要素認証コードでつまずく主なパターンは次の通りです。
・スマホの機種変更後、認証アプリの移行を忘れている。
・SMSの受信が制限されている回線を使っている。
・時刻ずれなどでワンタイムパスコードが無効になっている。
SSOでは、IDプロバイダー側のパスワード期限切れやアカウントロックが原因になることもあります。
この場合、Slack側ではなくIDプロバイダー側でパスワード変更やロック解除が必要です。
ワークスペースで2要素認証が必須になっていると、メンバーはコード入力を完了しないかぎりログインできません。
状況によっては、管理者が2要素認証を一時的に無効化してアクセスを復元することもあります。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
このようなケースでは、自分だけで解決しようとせず、管理者や情報システム担当に早めに相談することが重要です。
アプリやブラウザの不具合が疑われる場合
特定の端末だけログインできない、ブラウザではログインできるのにデスクトップアプリではエラーになる、という場合はアプリやブラウザ側の不具合が疑われます。
判断基準としては、次のような順番で切り分けると効率的です。
・別のブラウザやシークレットウィンドウでログインできるか
・同じ端末でも、アプリとブラウザで挙動が違うか
・他のユーザーは同じネットワークから問題なくログインできているか
代表的な対処は次の通りです。
・ブラウザのキャッシュやCookieを削除してから再度ログインする。
・ブラウザの拡張機能を一時的に無効化し、ログインができるか試す。
・Slackデスクトップアプリを再インストールする。
・OSやブラウザ、Slackアプリを最新バージョンに更新する。
現場では、広告ブロッカーやセキュリティ関連の拡張機能がログイン画面の読み込みを妨げていた、というケースもよく見られます。
一度シンプルな環境で試してみることが有効です。
ネットワークやセキュリティソフトが原因のケース
ログイン画面が表示されない、延々と読み込み中のまま変わらないといった場合は、ネットワークやセキュリティソフトが原因になっていることがあります。
代表的な要因は次の通りです。
・会社や学校のネットワークで一部の通信が制限されている。
・ウイルス対策ソフトやファイアウォールがSlackへの通信をブロックしている。
・VPN経由の通信で、特定リージョンへの接続が不安定になっている。
Slackの公式ヘルプでは、接続確認用のテストページや影響しやすいソフトの例も案内されています。
(出典:Slack公式ヘルプセンター) (Slack)
対処の基本は次の通りです。
・別のネットワーク回線に切り替えてログインできるか確認する。
・一時的にウイルス対策ソフトやファイアウォールをオフにし、改善すれば例外設定にSlackを追加する。
・VPNをオフにする、別の接続先に切り替える。
業務環境では、利用者側の判断でセキュリティ設定を変更できないことも多いため、その場合はネットワーク管理者に状況を共有し対応を依頼します。
組織側の設定やアカウント停止が原因のケース
次のような条件に当てはまる場合、組織側の設定やアカウント状態が原因になっている可能性があります。
・退職や契約終了の直後である。
・長期間ログインしておらず、アカウントが整理対象になっている。
・セキュリティ上の理由で一時的にアカウントが停止されている。
このようなケースでは、利用者側でパスワードを変えても解決しないことが多いです。
アカウントの状態は管理者しか確認できないため、チームの管理者や情シス担当に状況を伝え、アカウントの有効性を確認してもらう必要があります。
判断基準としては、「同じメールアドレスで他の社内サービスに問題なくログインできるか」も参考になります。
他のサービスもまとめてログインできない場合は、組織全体のアカウント管理ルールが関係している可能性が高くなります。
よくある質問
Q.パスワードを何度も間違えてしまいました。アカウントはロックされますか。
A.多くの場合、一定回数パスワードを誤入力すると一時的にログインが制限されます。
パスワードにこだわらず、パスワード再設定やメールコードでのログインに切り替える方が安全です。
Q.スマホを機種変更したあとに2要素認証のコードが分からなくなりました。
A.新旧どちらの端末にも認証アプリが入っていないか確認し、それでも解決しない場合はワークスペースの管理者に相談します。
管理者側で2要素認証を一時的に無効化してもらうなど、ルールに沿った対応が必要です。
Q.ブラウザではログインできるのに、デスクトップアプリだけエラーになります。
A.アプリの再インストールやバージョン更新で改善することが多いです。
それでも解決しない場合は、ネットワーク制限やセキュリティソフトの影響も疑ってください。
Q.Slack側の障害か、自分の環境の問題かを見分けるにはどうすればよいですか。
A.同僚も同じ時間帯にログインできないか、Slackステータスページで障害情報が出ていないかを確認します。
自分だけがログインできない場合は、ブラウザや端末、アカウント設定など個別の環境を優先して疑うとよいでしょう。
Slackにログインできない原因と対処のまとめ
・まずSlackステータスページを確認しサービス障害か個別の問題かを見分ける
・ワークスペースURLとメールアドレスが案内どおりかを静かに確認する
・パスワードに固執せずメールコードや再設定機能を柔軟に使う
・2要素認証で止まるときはスマホや認証アプリの状態を優先的に点検する
・SSO利用中ならSlackではなくIDプロバイダー側のエラーも疑う
・ブラウザとアプリ両方で試し挙動の違いから原因を切り分ける
・キャッシュや拡張機能を外したシンプルな環境で再度ログインを試す
・特定ネットワークだけ問題が出る場合は別回線やモバイル通信も試す
・ウイルス対策ソフトやファイアウォールがSlack通信を遮断していないか確認する
・退職や契約変更直後ならアカウント有効性を管理者に確認してもらう
・2要素認証やバックアップコードは安全な場所に保管し機種変更前に確認する
・よく使うSlack URLと業務用メールアドレスは安全に保存し入力ミスを減らす
・困ったときに相談できる管理者や窓口を社内で事前に共有しておく
・自分で設定変更できない部分は無理をせず管理者やサポートに早めに相談する
・原因を一つずつ絞り込みながら対処することで再発時も落ち着いて対応できる
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