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【初心者向け】GETとPOSTの違いとは?フォーム送信の具体例で解説

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【初心者向け】GETとPOSTの違いとは?フォーム送信の具体例で解説

WebフォームやAPIの話になると、必ず出てくる「GET」と「POST」。
聞いたことはあっても、「どちらを使えばいいのか分からない」「なんとなくPOSTの方が安全そう」と曖昧なまま使っていませんか。
実はGETとPOSTの違いは、それほど難しいものではなく、「何をしたいか」でシンプルに判断できます。
この記事では、ITやWebの知識に自信がない社会人の方に向けて、GETとPOSTの違いをフォーム送信の具体例を交えながら丁寧に解説します。
読み終わる頃には、実務の会話や仕様書を見ても迷わなくなるはずです。

この記事でわかること

・GETとPOSTの違いを一言で説明できるようになる
・フォーム送信でGETとPOSTをどう使い分けるかが分かる
・GETとPOSTに関する初心者の勘違いを避けられるようになる
・実務や会話で「どっちを使うか」を判断できる基準が身につく

目次

基礎理解・前提の整理

GETとPOSTを正しく使い分けるためには、まず「それぞれが何をするためのものか」を整理する必要があります。
なんとなくのイメージだけで使っていると、フォーム設計や仕様の話で混乱しがちです。
この章では、最初に結論を示したうえで、GETとは何か、POSTとは何か、そして両者の共通点を初心者向けに噛み砕いて解説します。
ここを押さえておくと、後半の具体例が一気に理解しやすくなります。

結論:GETとPOSTの違いを一言で説明すると

  • GET:データを取りに行くためのリクエスト
  • POST:データを送って反映させるためのリクエスト

GETとPOSTは、Webの世界でよく出てくる「通信のやり方の種類」です。
どちらもブラウザやアプリがサーバーにお願いするときに使われます。
ただし、目的が違います。
GETは基本的に「情報を表示するために取得する」場面で使います。
POSTは「入力した内容を送って登録する」など、何かを変更するときに使うことが多いです。

身近な例でいうと、GETはコンビニで「商品棚を見せてもらう」感じです。
見るだけならお店の状態は変わりません。
POSTはレジで「この商品を買います」と伝えて会計するイメージです。
買うと在庫が減るなど、お店の状態が変わります。
この「状態が変わるかどうか」の感覚が、初心者にはとても大事です。

GETとは?初心者向けに噛み砕いて説明

GETは、Webページやデータを取得するときに使われる方法です。
ブラウザでURLを開くとき、多くの場合はGETが使われています。
「このページください」「この検索結果ください」というお願いをするのがGETです。

GETの特徴として覚えておきたいのは、URLに条件がつくことがある点です。
たとえば検索サイトで「カフェ 渋谷」と検索すると、URLに検索キーワードが入ることがあります。
このURLの「?」以降(クエリと呼ばれることがあります)に、条件がくっつくイメージです。

仕事の場面だと、たとえば社内の在庫一覧ページを開く、顧客一覧を表示する、といった「見るだけ」の操作はGETの考え方に近いです。
リンクを共有しやすいのもGETのメリットで、検索結果のURLを同僩に送って「この条件の結果です」と共有できます。
ただし、URLに情報が出るので、パスワードなど見られたくない情報を載せるのはNGです。

POSTとは?GETとの関係もあわせて解説

POSTは、フォームの入力内容などをサーバーに送信するときに使われる方法です。
特徴は、送る内容がURLではなく「本文側」に入ることです。
そのため、URLに情報が丸見えになりにくく、登録や更新に向いています。

たとえば次のような場面はPOSTがよく使われます。

  • 会員登録
  • ログイン
  • お問い合わせフォームの送信
  • 注文確定
  • 社内システムで申請を送る

会社の例えでいうなら、GETは「資料を閲覧する」だけです。
POSTは「申請書を提出する」イメージです。
提出すると承認フローが動くなど、何かが変わりますよね。
この「提出したら処理が走る」感じがPOSTです。

ただし、POSTだからといって自動的に安全になるわけではありません。
通信自体が暗号化されていないと、途中で盗み見されるリスクがあります。
つまり、実務ではPOSTとHTTPSはセットで考えるのが基本です。

GETとPOSTの共通点は何か?

GETとPOSTは違うものですが、共通点もあります。
どちらも、ブラウザやアプリがサーバーに対して「お願い」するための方法です。
そして、お願いの結果としてサーバーから「返事」が返ってきます。

共通して押さえておきたいのは、次の点です。

  • どちらもWeb通信の基本で、フォームやページ表示の裏で動いている
  • サーバー側で処理されて、結果が返る(成功、失敗、画面表示など)
  • どちらも「正しい使い分け」をしないと、使いにくさや事故につながる

たとえば、登録処理をGETで作ってしまうと、URLを踏んだだけで登録が走る可能性が出ます。
逆に、検索をPOSTで作ると、検索結果のURLを共有しにくくなります。
つまり、GETとPOSTは「どっちでもいい」ではなく、目的に合わせて選ぶのが大切です。

違いの整理・比較・使い分け

基礎が分かったら、次は「実際のフォームではどう判断するか」を見ていきましょう。
GETとPOSTは、意味を知っていても、具体的な場面になると迷いやすいポイントです。
この章では、違いを比較しながら、フォーム送信の具体例、よくある勘違い、FAQまでまとめて整理します。
読み終えたときに、実務で迷わず選べる状態を目指します。

GETとPOSTの違いを比較して整理

ここでは違いを表で整理します。
初心者は「URLに出るか」「変更が起きるか」を軸に見ると分かりやすいです。

項目GETPOST
主な目的取得して表示する送って反映する
データの送り方URLに付くことが多い本文に入る
URL共有しやすいしにくい場合が多い
ブラウザ履歴残りやすい残りにくい
向いている例検索、一覧表示登録、更新、送信

実務の会話でいうと、
「それ、検索の条件だからGETでいいよね」
「登録処理はPOSTにしないと危ないよ」
のような話になります。

特に注意したいのは、GETはURLを開くだけで実行されやすい点です。
リンクをクリックしただけで「購入確定」などが起きる設計は事故のもとです。
だからこそ「状態を変えるならPOST」という考え方を押さえておくと安心です。

フォーム送信の具体例で見るGETとPOSTの使い分け

フォーム送信は、GETとPOSTの違いが一番イメージしやすい場面です。
たとえば「サイト内検索フォーム」を考えてみましょう。
検索フォームは、基本的にGETが向いています。
理由は、検索結果をURLで共有できるからです。
「この検索結果を見てください」とURLを送る運用ができます。

一方で「お問い合わせフォーム」はPOSTが向いています。
問い合わせ内容がURLに出ると困りますし、送信すると受付処理が走るからです。
同じフォームでも目的が違うので、使うべき方法が変わります。

よくある具体例をまとめると、次のようになります。

  • 検索フォーム:GET
  • ログインフォーム:POST
  • 会員登録フォーム:POST
  • 資料請求フォーム:POST
  • アンケート回答フォーム:POST

飲食店で例えるなら、GETは「メニューを見て絞り込み検索する」感じです。
POSTは「注文内容を確定して店に送る」感じです。
検索は何回やってもお店は変わりませんが、注文はキッチンが動きますよね。
この違いを思い出すと判断しやすくなります。

初心者がよくするGETとPOSTの勘違い

初心者がよくやってしまう勘違いを整理します。
ここを押さえると、設計や会話でのミスが減ります。

1つ目は、POSTなら安全と思い込むことです。
POSTはURLに出にくいだけで、暗号化ではありません。
HTTPSでないと通信途中で盗み見されるリスクは残ります。

2つ目は、GETは軽くてPOSTは重いというイメージです。
目的の違いが本質なので、速い遅いで選ぶものではありません。
シーンに合った方を選ぶのが基本です。

3つ目は、どっちでも同じ結果になるならどっちでもいいという考えです。
たしかに見た目の画面は同じでも、URL共有や履歴、事故リスクが変わります。
特に「登録や更新」をGETでやると、リンク共有や再読み込みで二重登録などが起きやすくなります。

実務では「検索はGET」「送信はPOST」と覚えておくと、まず大きく外しません。

GETとPOSTに関するよくある質問(FAQ)

Q1. GETにパスワードを入れたらダメなのはなぜですか。
A. URLは履歴に残ったり、画面上に表示されたり、共有されたりしやすいからです。
たとえばスクリーンショットやログに残る可能性もあります。
そのため、パスワードや個人情報はGETのURLに載せず、POSTで送るのが基本です。
ただし最終的にはHTTPSで暗号化されていることも重要です。

Q2. POSTならURLに出ないので、個人情報を送っても絶対安心ですか。
A. 絶対ではありません。
POSTはURLに出にくいだけで、通信内容が暗号化されるわけではありません。
HTTPSでない場合、通信途中で内容を盗み見される可能性があります。
また、サーバー側の管理が甘いと漏えいにつながることもあります。
「POST+HTTPS+適切な管理」がセットだと覚えると安全です。

Q3. 検索フォームでもPOSTを使うことはありますか。
A. あります。
たとえば検索条件が多すぎてURLが長くなりすぎる場合や、社内システムでURL共有が不要な場合などです。
ただし一般的なWebサイトでは、共有しやすいGETが選ばれることが多いです。

まとめ:GETとPOSTの違いと使い分けの要点

最後に要点をまとめます。

  • GETはデータを取りに行くための方法です。
  • POSTはデータを送って反映させるための方法です。
  • 共通点は、どちらもサーバーにリクエストして返事をもらう仕組みであることです。
  • 使い分けは、検索や表示はGET、登録や送信はPOSTが基本です。
  • POSTでも暗号化ではないので、HTTPSとセットで考えるのが大切です。

迷ったら、
「これは見るだけか」
「送って何かが変わるか」
を考えてください。
見るだけならGET。
変わるならPOST。
この判断軸があると、フォームやAPIの話も理解しやすくなります。

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